健康講話をさせていただきました!

活動レポート

先日代表理事の矢野がパークナード吹田SSTエクラ様の入居者様を対象に健康講話をさせていただきました。

加齢と睡眠

加齢に伴って必要な睡眠時間は減ってきますが、それでも「もっと寝たい」と布団で粘ることで不眠が発症するケースもよくあります。今回のセミナーでも、そのような経験があるという参加者様が数名おられました。

年齢を重ねると「眠りが浅い」「夜中に目が覚める」と感じる人が増えます。これは加齢による自然な変化で、体内時計のリズムが前倒しになり、早寝早起き傾向になることが一因です。また、深い睡眠(ノンレム睡眠)が減り、途中で目覚めやすくなります。

さらに、眠気を促すホルモン「メラトニン」の分泌も減少し、寝つきが悪くなることもあります。こうした睡眠の質の低下は、日中の疲労感や集中力の低下、生活習慣病のリスクにもつながります。

対策としては、毎朝同じ時間に起きて朝日を浴びる、軽い運動や入浴を習慣化するなど、生活リズムを整えることが大切です。

「年だから」とあきらめず、生活リズムや睡眠環境を見直すことで質のよい睡眠を保つことができます。

加齢に伴う不眠を改善する方法や、睡眠薬に関する知識なども合わせてお伝えさせて頂きました。皆様メモをとられたり、うなずきながら聞いて頂けていたので、少しでも睡眠が良くなれば嬉しいなと思いました。

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