皆さんはどれくらい寝室にこだわっていますか?
良質は睡眠は良質な寝室でしか得られません!
今回は寝室環境について大切な考え方をお伝えしていきます。
寝室に求められること
寝室で最も重要なポイントは
「睡眠に必要なもの以外は置かない」ということです。
ご自身の寝室を見渡してみてください。
「それがなくても寝るのに困らない」というものが置いてありませんか?
理想の寝室とは睡眠に集中できる空間でなくてはなりません。
とあるインテリア関連企業の調査では、2010年代は、寝室にも「映え」を求める傾向が強く、寝室を彩るインテリアが人気だったのに対して、2020年代に入ってからは「心地よさ」を求める声が圧倒的に増えてきているそうです。
コロナ禍が始まったことで健康に対する意識が高まったことから、寝室に対しての考え方も変わってきているということでしょう。
視界に入るものにこだわる
睡眠を阻害する要因は様々ですが、ここでは
「視界に入ることで意識が向いてしまうもの」
という定義で考えてみてください。
例えば、本や有名人のポスターやグッズ、フィギュアなど収集コレクション、思い出の写真などです。
それらは寝室の風景化していると思いますが、それでも視界に入ると、意識が没入してしまうことがあります。
「久しぶりに本を読み返そうかな」
「また好きな有名人のイベントに行きたいな」
「あの頃は楽しかったな」などなど……。
それらはリビングなどにあるのは問題ありませんが、寝室にあるとどうしても意識が向いてしまいます。
意外と出来ていない落とし穴
当たり前のことなのに意外と意識できていないのが「温度設定」です。
一般論としては冬は18℃、夏は26℃ほどが睡眠にいいと言われています。
重要なのは、これはエアコンの設定温度ではないことです。
実際の室温です。
皆さんの寝室には温度計はありますか?
おそらく置いていない人のほうが多いと思います。
もちろん、本人が快か不快か、という観点が大切ではありますが、ちゃんと可視化できるようにしておくといいでしょう。
上記のように18~26℃の間で寝室の温度を保ち、その状態に合わせた寝具やパジャマを選ぶことが大切です。
大事なのは、快適さ<翌日のパフォーマンス
寒いからといって、暖房をつけてヒートインナーを着て、さらに分厚い服を着て寝ている人もいるでしょう。
夏はエアコンで寒いくらい室内を冷やし、毛布にくるまって寝るのが好きな人もいるでしょう。
人それぞれの習慣はあると思いますが、本当にその睡眠によって脳がしっかり回復できて翌日のパフォーマンスが高く保てているのか、冷静に考えてみてください。
もし、体感的に「疲れがとれない」と感じるならば、寝室環境を見直すべきです。
その際はまず、寝室の温度設定から見直してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は理想的な寝室環境を作り出すために大切な考え方をご紹介しました。
「睡眠に必要なもの以外は寝室に置かない」
特に、視界に入ることで意識が向いてしまうものは極力避けましょう。
温度設定のこともお伝えしましたが、その他にも、
・湿度
・枕
・マットレス
・香り
・音楽
・電磁波
・床材、壁材
などなど、
寝室にはこだわるべきポイントが山ほどあります。
それらについてもお伝えしていきますので楽しみにお待ちください。