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R90テクニックとは、睡眠リズムのマネジメント法
『90分サイクルで設計する』ことが基本的な考え方となるテクニックです。
実際に我々が提唱している「R90テクニック」というものは、
睡眠だけを90分刻みに考えるのではなく、1日24時間を90分刻みで考えるリズムマネジメント法です。
睡眠時間だけでなく、1日を16サイクルで分ける理由
睡眠の浅い深いのリズムは90分刻みなのかどうか、というこの話題の真相は、睡眠前半が90分よりもながく、睡眠後半が90分よりも短くなっていく。つまり、平均すると90分刻みではあるが、ずっと90分刻みではない、というものです。
では「R90テクニック」という理論も破綻しているではないか?
そう思った方も多いと思います。
24時間=90分×16サイクル
このように1日を16サイクルと捉えて、その1サイクル毎に「行動」を当てはめていきます。
おそらく12サイクル目(早い人だと11サイクル目、遅い人だと13サイクル目)から16サイクル目は「睡眠」という行動・習慣が書き込まれると思います。
16サイクル全て書き込めたら、あとは、どれだけ毎日この表に近い生活を送ることができるかを管理していきます。
ガチガチに管理せず気軽に取り組もう
必ずこの通りにしなくてはいけない、と思うとプレッシャーに感じてしまうこともあるので、
ズレたら明日は整えよう、というスタンスで週4日以上は決めたリズムで過ごせることを目標にしていくことが大切です。
ある程度は毎日がルーティン化されているとは思いますが、
何も意識せずに過ごしていると、
- 「毎朝起きる時間がバラバラ」
- 「朝ご飯は時間があれば食べる」
- 「お風呂の時間もバラバラ」
- 「寝る時間もバラバラ」
ということもあるのではないでしょうか。
そういった生活を送っていると、体内時計はなかなかリズムが掴めず、回復もパフォーマンスも安定してきません。
毎日なるべく同じリズムで生活することで、回復力もパフォーマンスも安定させることが出来る。この結果を作り出すためのリズムマネジメント法、それが「R90テクニック」の軸となる考え方です。
R90と合わせて考えたい快眠方法
もちろん、それだけをやっていれば完璧というわけではありません。
快眠を得て、ハイパフォーマンスを保つには、
- 体に合った寝具、寝装品を使っているのか
- 寝室空間は整っているか
- 食事内容は問題ないか
- 隠れた睡眠障害がないか
など、多角的な視点で睡眠を捉えていく必要があります。
まとめ
今回は睡眠の質を上げるための大事なR90テクニックについてまとめました。
また、16サイクルの中に何を入れるかも重要です。
必ず入れてほしい「行動」もあります。
睡眠はとても幅が広く、奥が深い活動です。
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