月曜日の「学校に行きたくない問題」

お母さんのための睡眠コラム

月曜日の朝

「学校に行きたくない」

「お腹が痛い」

「頭が痛い」

そう言われた経験はありませんか?

私自身も親に言った事もありますし

親になって子供からも何度か言われました。

親としては本当に悩みますよね。

子どもの気持ちに寄り添って休ませてあげたい

でも、休ませることで学校に行かないことが癖になったらどうしよう。

無理にでも連れて行った方がいいのか?

甘やかしになるのか?

そんな葛藤を抱えたことがあるお母さんは少なくないと思います。

特に朝は時間がないなかで、その判断、選択を迫られるので一気に頭フル回転

子どもの辛そうな顔を見るのは苦しい。

でも将来のことを考えると、このままでいいとも言えない。

そんな月曜日の「学校に行きたくない問題」に対してどうしてきたかを実体験を元にお話しします。

順序だてて書いていくので少し長いですがお付き合いいただけると嬉しいです。

小学校高学年から中学2年まで続いた「行きたくない」

もちろん学校での人間関係や勉強への不安など、さまざまな理由があると思います。

特にうちの場合は「勉強がとにかく嫌だ」でした。

”学校”に通う以上”勉強”からは逃れられない…

この状況をいかに変えようか悩みました。

第一フェーズ:勉強って楽しいよ!

私は勉強が苦ではなかったので”勉強”を克服させようと一生懸命伝えてみることにしました。

  • 勉強するとこんなにいいことがある
  • そもそもやらないといけないもの
  • 勉強をしないと将来困ることになる

などなど”勉強”についてあらゆる角度から話をしましたが一向に前向きになることはなく

もちろん宿題も手につくはずもなく「宿題してないから行きたくない」も始まりました。

それでも何とかしぶしぶ学校に行ってくれたのは、彼が根負けした、のだと思います。

第二フェーズ:休ませてみる

勉強のことをいくら伝えても効果があまりなく

月曜日の「学校に行きたくない問題」は以前解決されませんでした。

次に私が行ったことは思い切って”休ませてみる

これは賛否両論あると思いますが、

義務教育だから勉強していなくても、欠席日数が多くても

今の段階なら卒業はできるということ。

それだけはしたくない、これで癖になって学校に行かない選択が増え続けたらどうしよう

という不安ももちろんありました。

十数年この子の親をしているので、「これ以上言ったら潰れてしまうな」という

ボーダーラインは見えるものなんですよね。

「明日行けるなら、今日は休んでもいいよ」と今日のご褒美で明日の行く約束を取り付けてみたりもしました。

もちろん休んでもいいので彼は嬉しそう。

第三フェーズ:伝えるのをやめて聞いてみた

とはいうもののやはり月曜日になると朝ごはんを食べながらしくしく泣いてる彼。

またかー。とがっかりする気持ちも正直ありました。

今まで散々私から伝えてきたので今回は彼の話を聞いてみよう、とただただ話を聞いてみました。

その考えがいい、悪いではなく、ただただ話を聞いてみて

「そう考えてたんだね」「そっかそっか」とだけ返してみる。

そうしていくうちに彼の中で少し変化がありました。

本当は宿題しないといけないこともわかってるし、自分もできるようになりたい

と言ったんです。今までは「やりたくない」「行きたくない」の2択しかなかったんですが

本当は~したい」という言葉が出てきたんです!

この言葉が嬉しかったのもありますが

ゆっくり話を聞けて、話もあちこちいきながらも一生懸命に思いを伝えてくれることに感動。

ここから私と彼の”生活の見直し”が始まりました。

第四フェーズ:環境を整える

私は第三フェーズぐらいで今の職場に入り、睡眠の大切さを学んでいた頃でした。

睡眠が子どもの情緒安定にも大きく関わっていることを知ったのでここで初めて実践してみました。

「宿題もできるようになりたい、学校にも気持ちよく行けるようになるために一緒にやってみよっか」

といって彼と一緒にまずは生活の見直しから始めてみました。

親としては”こうしないといけない”と伝えたいところですが、

あくまで行動するのは彼なので、彼に聞きながら

これなら出来そう?これはどう?」と聞きながら

できることから修正をしていきました。やったことはとてもシンプル

【寝るときの部屋を暗くすること】

【寝る30分前にはデジタル機器を離すこと】

この2つです。これで「学校に行きたくない問題」が劇的に変わりました!

小さいころからよく寝てくれていた彼でしたが、環境が良かったかというとそうではありません。

暗いのが怖いから電気をうっすらつけていたし、寝るギリギリまでゲームをしていました。

教科書的にいうと真っ暗にした方がいいですが、怖くて眠れないのでは意味がないので

どこまでなら暗くしても大丈夫か?寝た後なら真っ暗にしてもいいのか?

ゲーム時間も大幅に短くすると苦しくなっちゃうので5分短くするのは?から始めました。

これを約3か月~6ヶ月続けたところ月曜日の「学校に行きたくない」はなくなりました。

経験を通して学んだ二つの大切なこと

一つ目は「学校に行きたくない」という言葉の裏に、身体からのSOSが隠れていることもあるということ

二つ目は「彼を無理に変えようとしないこと」

親になると、どうしても子どもの問題を解決してあげたくなります。

私もそうでした。

学校に行けるようになってほしい。

勉強ができるようになってほしい。

困らない人生を歩んでほしい。

だからたくさん伝えてきました。

でも今振り返ると、一番変化があったのは私が伝えることをやめて、

彼の話を聞くようになってからだった気がします。

「本当はどうしたい?」

「何に困っているの?」

「どうなれたら嬉しい?」

そんな風に本人の気持ちを聞きながら、彼が目指したい方向に向かうためのお手伝いをする。

それが親としての役割なのかもしれないと感じています。

もちろん、今回のケースがすべてのお子さんに当てはまるとは思っていません。

学校に行きたくない理由は本当にさまざまです。

人間関係かもしれない。

勉強かもしれない。

発達特性かもしれない。

睡眠だけが原因ではないかもしれません。

でも私はこの経験を通して、睡眠や生活習慣が子どもの心や身体に大きく影響することを実感しました。

そしてもう一つ。

親にも「ゆとり」が必要だということ。

あの頃の私は、何とかしなきゃ。

どうにか変えなきゃ。

ちゃんと学校に行かせなきゃ。

そんな気持ちでいっぱいでした。

でも親が追い詰められていると、

子どもの声を聞く余裕もなくなってしまいます

だからこそ、子どもの睡眠だけではなく、

お母さん自身の睡眠や心の余裕も大切にしてほしいと思っています。

正直、あの時の選択が正解だったのかどうかは今でも分かりません。

休ませたことが良かったのか。

もっと違う方法があったのか。

それは今でも答えは出ていません。

でも一つだけ言えることがあるとすれば

親が正解を持っている必要はない】ということ。

子どもと一緒に悩み、一緒に考え、その子に合った正解を探し続けること。

それが子育てなのかもしれません。

これからも

親子で一緒に正解を見つけていく、そんなサポートをしていきたいと思います🌿

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